【先着30名:9800円】突劇金魚 舞台DVD8本まとめセット
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¥9,800 税込

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57%オフ(12,980円お得です) 通常価格22,780円のDVDセットが9,800円。 この機会にどうぞ!! 『墓場のオサムと機嫌のいい幽霊』DVD2枚(骨組&墓組) 『ゆうれいを踏んだ』DVD 『漏れて100年』DVD 『夜に埋める』DVD 『富豪タイフーン』DVD 『夏の残骸』DVD 『愛情マニア』DVD 合計8枚セット!! 【突劇金魚 Promotion VIdeo 2012~2015】 ⇒https://youtu.be/MnsuLSwP5Xs ※こちらのYouTube動画より 『夏の残骸』 『富豪タイフーン』 『夜に埋める』 『漏れて100年』 『ゆうれいを踏んだ』 の雰囲気を見て頂く事ができます!! ■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★ 突劇金魚 第21回公演 『墓場のオサムと機嫌のいい幽霊』 作・演出 サリngROCK ★お客様の感想まとめ ⇒https://togetter.com/li/1428056 ★公式サイト★ ⇒http://kinnngyo.com/lp/hakaba/ ★骨組キャスト★ 山田蟲男(突劇金魚) 澤井里依(EVKK/舞夢プロ) 山浦徹(化石オートバイ) 木全晶子(兵庫県立ピッコロ劇団) 阪田愛子 吉田凪詐(聖なる犬殺し) 佐々木ヤス子(サファリ・P) 神藤恭平(DanieLonely) 大塚宣幸(大阪バンガー帝国) 晴渡 こやまももか 殿村ゆたか(MelonAllStars) 白井宏幸(ステージタイガー) ★墓組キャスト★ 山田蟲男(突劇金魚) 岩切千穂(狂夏の市場/仏団観音びらき) 川添公二(テノヒラサイズ) 田中良子(ブルーシャトル) 松田ミヤ 小林夢祈(今からひっくり返す) 西原希蓉美(満月動物園) 竹内宏樹(空間 悠々劇的) 河口仁(シアターシンクタンク万化) 西分綾香(劇団壱劇屋) 大路絢か 田口翼(チーム濁流) 井田武志(sunday) 【Story...】 森の奥にひっそり佇む、忘れられた墓場。 大きな木々の枝葉に空が遮られて昼でも薄暗く だらしなく伸びた雑草が生い茂っている。 この墓場の奥に 何十年も手入れがされていない荒れた小屋がある。 この小屋に 数年前、ある男が住みついた。 その男は 可愛い小さなお面を常につけていて その上、人目を避けている。 彼の名前はオサム。 だけど名前を呼ばれることはない。 彼は、呪いを受けて生まれてきた。 美しいものが好きだった母親は この気持ちの悪い子どもへの憎しみが抑えきれなくなり 「忘れられた墓場の小屋」に閉じ込めたのだった。 22歳になった彼は今 小屋の中でひっそりと「箱庭」を作っている。 その箱庭は 自分が住んでいるような「荒れた墓場」で そこで行われる自分の葬式の風景を作っているのだった。 ある嵐の夜 彼のところに、びしょ濡れの父娘(おやこ)が訪ねてきた。 父は、柔らかな笑顔で 娘は、真っ白の肌に大きな黒い目で彼を見つめ 彼は、娘の肌に触りたいと思った。 その瞬間から 彼の、自分にかけられた 「呪いから脱却するための心の旅」が始まる。 ■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★ 突劇金魚 第17回公演 『ゆうれいを踏んだ』 【作・演出】サリngROCK 【出演】 片桐慎和子 山田蟲男(突劇金魚) 有北雅彦(かのうとおっさん) かのうとおっさん 大畑力也 Sun!! 殿村ゆたか(MelonAllstars) ののあざみ 【Story...】 お肉屋さんでコロッケを2つ買った帰り道、 電信柱の傍で「ぎゃっ」て声がした。 足元を見たら、おっきなゆうれいが寝転がっていた。 「ご、ごめんなさい」と言って足を退けて、走って逃げた。 商店街で振り向くと、ゆうれいがついて来た。 ゆうれいは家までついて来て、私の部屋にどっかと座った。 夜、頭が冷たくて目を覚ましたら、ゆうれいが、私の頭に水を垂らしていた。 「ナニすんのっ」って頭を触って、気がついた。 つむじに何かついている。 鏡でつむじを見 てみると、小さな木の芽が生えていた。 ゆうれいがジョウロを持って迫ってくる。 こいつ、この木の芽を育てるつもりだ。 ■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★ 第57回岸田國士戯曲賞最終候補作品 『漏れて100年』 【作・演出】サリngROCK 【出演】 山田蟲男(突劇金魚) 片桐慎和子 埜本幸良(範宙遊泳) 緒方晋(The Stone Age) 【Story…】 「さち」 歯ぁがキイロい おじぃがそうやって おれをよんだ。 おれは“さち”ちゃうのに。ておれは思ってた。 「さち、もうすぐや」 おじぃは そう言うけど、木と草と森と土しか みえへんかった。 こんな山ん中に、ほんまに いえ、あるんかな。 ほんでおじぃんち、スケボーあるかなぁ。 そう思ってたら、 「さち、見てみぃ」 おじぃが、木ぃのすきまから下をゆびさした。 おれは“さち”ちゃうけど、それ言うたらおじぃが泣くかもしれんから おれは なんも言わんと おじぃの ゆびのさきを みたった。 あれは……ぜったい おれの まちや……。 ボロボロで、ぐちゃぐちゃで、めちゃめちゃやけど、おれにはわかる。 あれは、おれの まち……! おれは、シロとか、おかぁとか、おとぅとか、赤いくるまとか、デパートとか、ふくわじゅつのにんぎょうとかれいぞうこにはいってたティラミスとか、がっこのこくばんとかしやくしょとかしちめんちょうとかソファとかしろいくつしたとか、あと、あと、めっちゃめっちゃいろいろ、すごいいろいろあたまんなかにでてくるから、とにかくこえをめっちゃだした。 「誰や!?」 そしたら、おれのめのまえに、おれよりちょっとおっきいやつがあらわれた。 「さち や」 おじぃが そいつに言うた そのとき。 おじぃは もしかしたら おばぁ かもしれへん て おれは思った。 これは、おれが5歳のときの話。 そしてこれが、これからはじまる100年間の話のはじまり。 ■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★ 突劇金魚 第15回公演 『夜に埋める』 作・演出 サリngROCK 【出演】 山田蟲男(突劇金魚) 片桐慎和子 井田武志(sunday) 野村侑志(オパンポン創造社) 真臼ねづみ 山本禎顕(スクエア) 【Story...】 夜。 終電の終わったあとの線路を、わたしは歩いている。 わたしの前には、体臭のきつい新しいバイトの男。 そして、骨壺を大事そうに抱えている男。 二人の揺れる背中を見ながら、わたしは線路を歩いている。 なんでも復元してくれるらしい男が住む山に向かって……。 わたしは歩きながら考えてる。 『こんな妙な状況を、結構受け入れてるのはなんでやろ……』 あそうか、それは、たぶん……あ。雪が降ってきた。 「お! なんか発掘してんぞ!」 バイト初日にバイトをさぼって線路を歩く男は、ずっと楽しそう。 「恐竜の骨、らしいで、もう、早よ行こうや」 骨壺を抱える男は自分の父親の遺骨にしか興味がない。 恐竜の骨? そんなん信じる? 靴の裏で、鉄を感じて、しんしん、しんしん、雪が靴に滲む。 それはたぶん、夜やから。 夜やからやろ、みんなおかしいんは。 夜やからやろ、わたしがそれを受け入れられるんは。 わたしの顔が暗闇に隠れて見えなくなって 街がキラキラ輝く宝石箱になり ビルが赤い目を瞬きさせる怪獣になる。 そんな、夜やからやろ。 わたしが線路を歩いてるんは。 ■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★ 中部日本高等学校演劇連盟<愛知県演劇教室>事業招聘公演 『富豪タイフーン』 作・演出:サリngROCK 【出演】 山田蟲男(突劇金魚) 井田武志(sunday) 片桐慎和子 高橋恵美子 原竹志(兵庫県立ピッコロ劇団) 松永渚 【Story…】 丘の上の豪邸には、どんな人が住んでるのか誰も知らない。 蔦がビッシリ絡みついた塀は手入れが行き届いていないわけではなく 敢えて覆い尽くさせて豪邸を閉ざしているかのような厳格さがある。 わたしは一度、釣り竿を持った男性が豪邸から出てくるのを見た。 上品そうな人だった。 わたしは男性が戻ってくるのを待った。 夕方、彼は笑顔だった。 釣れたんだと思う。 豪邸に近寄ってみると、貼り紙が二枚あった。 一枚は【メイド募集/住み込み/月給8万円…】 一枚は【家庭教師募集/高3レベル・全教科/時給3000円…】 ……その時初めて「イイ学校、行っとけばよかったな」と思った。 ■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★ 若手演出家コンクール2012優秀賞作品 『夏の残骸』 作・演出:サリngROCK 【出演】 蔵本真見 田中良子 野村侑志(オパンポン創造社) 山田蟲男(突劇金魚) サリngROCK(突劇金魚) 个寺ギン 【Story...】 夏の盛りが今年も来た。 窓を開けなくても大音量のクマゼミの声。 それに紛れて、今年は隣に強盗が入ったらしい。 木造築30年の安アパート安い部屋。 隣は、ずっと閉じこもっていた女の部屋。 捨てられず溜まったゴミ袋は小さなベランダまで埋め尽くして。 そのゴミ袋は夏の暑さで異臭を放っていた。 薄い壁一枚の向こう側。 筒抜けの声が聞こえなくなった。 ……………… ……聞こえてくるのはクマゼミの声だけ。 ……だから僕は。 「だから」僕は。 いつも素通りするこの隣の部屋の。 ドアのノブをまわしてみる。 ■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★■■★ 第15回OMS戯曲賞大賞作品 『愛情マニア』 作・演出:サリngROCK 【出演】 服部まひろ 山田蟲男(突劇金魚) 上田展壽 高島奈々(ホネつき数珠’S) 片岡百萬両(ミジンコターボ) 一瀬尚代(baghdadcafe) 重田恵(コレクトエリット) 【Story…】 冷蔵庫から取り出した、黄金色の缶が冷たい。 今日のために買っておいたノン発泡酒、サッポロエビス。 プシュッと開ける瞬間は、どうしてもやっぱり心が躍る。 喉を通過させると、胃だけじゃなくて足の裏まで潤ってくような、そんな感覚。 「きみも飲んだら?」 ってサラピンのサッポロエビスを窓のヘリに置いたけど、彼はそれを持ち上げない。 だって彼は、両手をガムテープでぐるぐる巻きにされてるから。 「これ、はずしてよ」 不服そうに言う彼は、なんて眼が茶色いんだろう。 毎日なにも起こらない、なんの変化もないこの部屋で、あたしは唯一の抵抗としてものを増やしてる。 買ったもの、もらったもの、拾ったもの。あたしの部屋にはものがあふれてる。 そして今日。 あたしはあたしの部屋に、またひとつ、ものを増やした。 それは、大学生の男の子。 うっかり出ていかないように、首輪をつけて、抱きしめて。 誰もが夢中になってる「誰よりも完璧な恋愛」をこの部屋に増やそう。 「あっ……!」 窓の外で、大きな花火が上がる。 あたしはサッポロエビスを一口飲んで、花火を見上げる彼を盗み見る。 良かった。 一緒に花火が見たかってん。 窓の下を歩くきみを見かけたときから。